「正しい水分補給で体調もダイエットも変わる理由」
- 壮広 松田
- 8月13日
- 読了時間: 2分
私たちの体の約60%は水分でできています。水は血液の流れを維持し、栄養や酸素を運び、老廃物を排出する大切な役割を担っています。しかし「喉が渇いたときに一気に飲めばいい」と思っていませんか?それでは十分な補給にはならず、むしろ体に負担をかける場合もあります。
① 脱水とホルモンの関係
水分が不足すると血液がドロドロになり、腎臓から「バソプレシン」という抗利尿ホルモンが分泌されます。これは体の水分を保持しようとする働きですが、同時に「むくみ」や「血圧上昇」を招きやすくなります。
② 一度に大量ではなく「こまめに」
一度に500mlの水を一気に飲んでも、その多くは尿として排出されてしまいます。理想は「1回200ml程度を1時間おき」にこまめに摂ること。例えるなら、植物の水やりと同じ。鉢植えに一気に水を与えると根腐れしますが、少しずつあげればしっかり吸収されます。
③ 運動中は塩分も必要
汗と一緒にナトリウムが失われるため、水だけを補給すると体液が薄まり「低ナトリウム血症」を起こす危険も。ポカリスエットなどのスポーツドリンクや塩分タブレットを併用するのがおすすめです。
④ カフェイン・アルコールの落とし穴
コーヒーや緑茶には利尿作用があり、アルコールはむしろ体内の水分を奪います。「水分補給」のつもりで飲んでいると逆効果になる場合も。
✅ まとめ
正しい水分補給とは、
喉が渇く前に、こまめに飲む
運動時は塩分もセットで補給
水・お茶を中心に、カフェイン・アルコールは補助的に
体の水分バランスを整えることは、代謝・集中力・筋肉合成を支える基盤になります。



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