夜遅くに食べると必ず太る
- 壮広 松田
- 7 日前
- 読了時間: 2分
「夜遅くに食べると太る」という話は、多くの人が一度は耳にしたことがあるでしょう。
仕事や付き合いで夕食が遅くなったとき、「これを食べたら太るかも…」と不安になった経験がある人も多いはずです。
しかし実際には、“食べる時間そのもの”が直接的に太る原因になるわけではありません。
体重の増減を決める最大の要因は「摂取カロリーと消費カロリーのバランス」です。
夜遅くに食べても、その日の合計摂取カロリーが消費カロリーを超えなければ、体脂肪として蓄積されることはありません。
逆に、朝昼しっかり食べてカロリーオーバーしていれば、夜を控えめにしても太ってしまうのです。
では、なぜ「夜遅くに食べると太る」というイメージが広まったのでしょうか。
ひとつは、夜は活動量が減るため消費カロリーが少なくなること。
もうひとつは、遅い時間に食べる人は食事の内容が偏りやすいことです。
例えば残業帰りにラーメンやファストフードを選んでしまうと、脂質や糖質が過剰になり、結果的に太りやすくなるのです。
さらに、夜遅い食事は「睡眠の質」にも影響します。
寝る直前に食べると消化にエネルギーが使われ、深い睡眠に入りにくくなります。
睡眠不足は食欲をコントロールするホルモンの乱れにつながり、翌日の食べ過ぎを招く原因にもなるのです。
このように、直接的に太るわけではなくても、間接的に悪影響が出ることは確かです。
大切なのは「時間」ではなく「内容と量」。
夜遅くなったときは消化に良い食材を選び、脂っこいものや高カロリーなものは避けるのが賢明です。
例えば鶏むね肉や豆腐、サラダ、スープなどを軽く摂ることで、空腹感を抑えつつ体への負担を減らすことができます。
つまり「夜遅くに食べる=即太る」というのは誤解。本当は、食事全体のバランスと生活リズムが大切なのです。
まとめ
・太る原因は「時間」ではなく「摂取と消費のバランス」
・夜遅い時間は活動量が少ない&高カロリー食を選びがちで太りやすい
・睡眠の質を下げることで翌日の食欲増加につながる可能性あり
・夜食べるなら「内容と量」を工夫することが重要



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