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なぜ“腸”がカラダのすべてを決めるのか?医師3名の見解に学ぶ、腸活の基本

「腸活」という言葉がすっかり定着してきましたが、そもそもなぜ腸がそこまで大事なのでしょうか?

実は、現代医学において「腸は第二の脳」とも呼ばれ、健康の9割を左右するとまで言われています。今回は腸に関する3冊の書籍をもとに、腸が私たちの心と体に与える影響をわかりやすく整理します。


まず注目したいのが、川本徹医師による『結局、腸が9割』。腸はただ食べ物を消化する器官ではなく、免疫細胞の7割が集中し、ホルモンやビタミンの合成にも関与する“全身の司令塔”と位置づけられています。腸内の善玉菌が生み出す「短鎖脂肪酸」は、炎症を抑え、脳や内臓の機能を整える働きがあります。


また、胃腸専門医・江田証氏の『新しい腸の教科書』では、腸内環境が精神面に及ぼす影響にも言及されています。幸福ホルモン「セロトニン」の9割は腸で作られており、腸内環境が乱れると、うつや不安といったメンタルの不調にも繋がるといいます。さらに、腸と脳は“腸脳相関”と呼ばれる相互通信によって常につながっているのです。


そして、米国の神経科医パールマター氏の著書『腸の力であなたは変わる』では、腸内環境の悪化が全身の慢性炎症を引き起こし、それがアルツハイマー病や自閉症、糖尿病などのリスクを高めると解説。特にグルテンや果糖、抗生物質の摂取は腸の粘膜を傷つけ、健康の土台を揺るがす要因になると警鐘を鳴らしています。


これら3冊に共通するのは、「腸を整えることは、単なる体調管理にとどまらず、心の安定、病気の予防、パフォーマンス向上すべてに直結する」という考え方です。食べ物だけでなく、生活習慣やメンタルケアにも腸は深く関わっているのです。


次回は、具体的にどのような方法で腸内環境を整えるのか?体操・スープ・マッサージなど「動く腸」をつくる生活習慣の実践法をご紹介します。


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