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睡眠不足が筋肉とダイエットに与える影響

「頑張って運動しているのに成果が出ない…」そんな方は、もしかすると“睡眠不足”が原因かもしれません。睡眠は単なる休養ではなく、筋肉合成やホルモンバランスを整えるための大切な時間です。いわば「体づくりのゴールデンタイム」。ここが不足すると、努力が水の泡になってしまうこともあります。



1,成長ホルモンが分泌されない



深い眠り(ノンレム睡眠)のときに多く分泌されるのが「成長ホルモン」。筋肉の修復や成長を助けるだけでなく、脂肪分解にも関わっています。睡眠時間が短いとこの分泌量が減少し、筋肉は増えにくく、脂肪も燃えにくい体になってしまいます。



2,食欲ホルモンの乱れ



睡眠不足になると、食欲を抑えるホルモン「レプチン」が減少し、逆に食欲を増進させる「グレリン」が増えます。その結果、甘いものや脂っこい食べ物が無性に欲しくなり、暴食や間食の原因に。これではダイエットの大敵です。



3,コルチゾールの増加



さらに睡眠不足は、ストレスホルモン「コルチゾール」を増加させます。コルチゾールは過剰になると筋肉を分解し、代謝を低下させます。これもまた、筋肉がつきにくく、太りやすい体をつくる要因のひとつです。



〇まとめ


睡眠不足は「筋肉がつかない・太りやすい」状態を同時に引き起こします。トレーニングや食事管理だけでなく、質の高い睡眠を確保することが体づくり成功のカギです。理想は1日7時間前後の睡眠を確保し、寝る前はスマホやカフェインを控えることもポイント。

 
 
 

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