腸から脳を整える?最新科学が教える“炎症と腸の関係”と7日間プログラム
- 壮広 松田
- 7月23日
- 読了時間: 2分
これまでの記事で、腸が私たちの健康や生活の中心にあること、そして日常生活で腸を整える方法をお伝えしてきました。
最終回となる今回は、さらに踏み込んで、「腸内炎症」と「脳・慢性病」の関係に焦点を当てます。ベースとなるのは、アメリカの神経科医デイビッド・パールマター博士による『腸の力であなたは変わる』です。
この本の中心テーマは、「腸の乱れが全身の慢性炎症を引き起こし、脳疾患や生活習慣病にまでつながる」という警告です。例えば、現代人に多い“なんとなくだるい”“集中力が続かない”“気分が落ち込みやすい”といった不調の多くは、腸内の炎症が関係している可能性があるのです。
腸の炎症を引き起こす要因として、博士が特に問題視しているのが「現代の食生活」です。グルテン(小麦のタンパク質)、果糖、加工食品、そして抗生物質や農薬といった“腸を傷つける成分”があふれる今、気づかないうちに腸内環境が破壊されていると指摘します。
そこで博士が提案するのが、「7日間腸内リセットプログラム」
内容はいたってシンプルで、「腸が喜ぶものだけを摂り、腸を刺激するものは徹底的に避ける」ことに集中します。具体的には、オリーブオイル、アボカド、発酵食品、ナッツ、コーヒーなど“腸に良い食材”を積極的に取り入れ、同時に砂糖、小麦製品、加工品は一時的にカット。食事と並行して、十分な睡眠と水分摂取も重視されます。
これにより、腸内の炎症が鎮まり、腸内フローラのバランスが整い、結果として「集中力」「気分」「疲れにくさ」といった“脳の状態”まで改善されていくというわけです。
腸は、食べ物を消化するだけでなく、感情、思考、そして生涯の健康にまで影響を与える臓器です。腸を整えるということは、未来の自分を整えることでもあります。
「なんだか最近、調子が出ない」「疲れが取れにくい」と感じている方は、ぜひ腸からのサインに耳を傾けてみてください。
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